こうちゃんです。
サポート13の続きです。
ここでは税金についてお話いたします。
FXで利益が出ると、確定申告をする必要があります。
これは自分で、申告しなければいけないので、忘れてしまったり
あえて申告しない人もいて、脱税行為としてよく摘発されています。
確定申告をご存知ない方もいますが、FXをされる方が増えてきた昨今は、
税務当局も厳しく申告漏れをチェックしているので、注意が必要です。
FXには「取引所取引」と「店頭取引」という2種類があって、
それぞれ課税方法が異なります。
「取引所取引」というのは「くりっく365」と呼ばれ、
投資家が「くりっく365」を扱っているFX会社を通じて、
直接取引所で売買する形態です。
「店頭取引」というのは、一般的なFX取引がこれにあたる訳ですが、
FX会社と投資家が取引する形態です。
実は店頭取引のFX会社は社内にディーリングルームを持っていて、
ユーザーからのオーダーをカバー先金融機関の提示レートにぶつけています。
簡単に言うと、投資家とFX会社が取引しているようなもので、
投資家は直接市場に参入している訳ではないとも言えます。
話を戻しますが、くりっく365は税金面では有利です。
というのも、他の所得とは別に課税される「分離課税」がされているからです。
このメリットは多額の利益、もしくは損が出た時です。
利益がどんなにたくさん出ても、税率は一律20%です。
損失が出た時は利益と損失を合算して申告しますが、
くりっく365は控除しきれない損失があれば、
翌年以降3年にわたって繰り越すことができます。
一方、店頭取引での利益は雑所得という所得区分に計上され、
他の所得と合算して所得税率がかけられるという、
いわゆる「総合課税」です。
その為、たくさん儲かったと思ったら、思わぬ高額の税金が発生する場合もあります。
所得税は累進税率ゆえ、利益が大きくなると税率も高くなるのです。
又、他の雑所得(オークション等の副収入)との合算はできますが、
損失が出ても控除や繰り越しはできません。
損が出ても恩恵は受けられずに、儲かったら課税されるという訳です。
ですが、くりっく365よりも手数料や通貨ペアの豊富さ等の自由度が高いので、
レバレッジ規制対策や税金対策として、法人を設立して、
法人名義でトレードされる方も増えています。
ちなみに僕もその内の一人です(^^)
それでは次回に続きます。