こうちゃんです。
サポート15の続きです。
ここでは通貨ペアについてお伝えいたします。
いよいよ実践ということですが、
まずはどの通貨ペアで始めたら良いのか?
という方も少なくないかと思います。
僕もそうでしたが、
最初はクロス円の通貨ペアを選んだほうがいいです。
理由は二つあるんですが、
まずユーロ/ドル=1.11274ドルというよりも、
ユーロ/円=115.601円と円建て表示のほうが感覚的にわかりやすいというのが一つ。
そして1枚(1万通貨単位)取引をすると、
1円動けば1万円の利益になると、損益計算でもわかりやすいというのが、
2つ目の理由です。
なので、自分の好きなクロス円通貨ペアを選んで始めましょう。
トレードの入り方には「売り」と「買い」があります。
「買い」から入ると、相場が上がれば儲かり、下がれば損をするということです。
「売り」の場合はその逆です。
そして最初は1枚(1万通貨単位)の売買で練習です。
1万通貨単位とは、
ドルなら1万ドル、ポンドなら1万ポンド、ユーロなら1万ユーロという意味です。
例えば、1枚買ったら、そのポジションを決済するまでは、
追加の取引はしないようにします。
資金にもよりますが、10万円の資金だったら
それ以上のポジションを持つことはリスクも高くなるからです。
余裕資金が100万円以上ある場合は、一度に複数枚ずつでもいいんですが、
基本慣れるまでは1枚ずつが個人的にはいいかと思います。
もちろんレバレッジは最大にしておきます。
それと取引する際に癖づけておいたほうが良いのが、経済指標の確認です。
取引しようとしている日も含めて3日以内に、自分が売買しようとしている通貨に
影響を与える経済指標の発表がないか、チェックしておきます。
発表の結果によっては、大きく動きますので
GDPや失業率などの重要な指標がある場合は、
基本、その発表が終わってからのほうがいいです。
重要指標の発表前は、ほとんどの市場参加者も様子見をしていて、
相場が膠着(ほとんど上下しない状態)していることがよくあります。
結果としてポジションを持つチャンスもないので、
動きがあるまでは自分も待つことになります。
ちなみに3日というのは、一般的に市場参加者が重要指標の3日くらい前から
様子見に入るからという目安なので、絶対ではありません。
それでは次回に続きます。