あなたがFXで勝てない理由。

戦略、思考

こんばんは。

 

 

今日はあなたがFXで勝てない理由についてお話していきます。

 

 

相場で勝てない人、勝てない時期というのは、

「レートが何pips上がったら利益確定」ではなく、

自分の「利益がいくらになったら利益確定」をしてしまっている傾向があります。

 

 

 

特に短期トレードスタイルで、その考え方をするのは危険で、

それでは投資ではなく、ただのギャンブルになってしまいます。

 

 

言い換えれば、あなたが欲しい金額を稼ぐ為に、

FXを利用しているということです。

 

 

ギャンブルとして捉えてしまうと、

残念ながらFXで勝つことはできません。

 

これは断言できます。

 

 

そうやって、人の忠告に耳を貸さず、脱落していった人を、

僕は実際に数人見てきました。

 

 

過去に起きたリーマンショックや、東日本大震災ほどの、

大きな変動を経験しても、ギャンブルで勝ち続けている方がいるなら、

僕に紹介してください。

 

師匠と呼ばせて頂きたいと思います。笑

 

 

ギャンブルで勝ち続けている方は、

たまたま良い時期にトレードしているだけで、せいぜい数年です。

 

 

もっと長く生き残っていれば、その分資金も増えているかと思いますので、

さらに大きな損失を被って退場させられます。

 

 

FXで稼ぐことなんて、簡単だと思い上がっていたら、

いつか上級者に喰われるのがオチです。

 

 

どうか、あなたはギャンブラーではなく、

真っ当な投資家になる道を歩んでください。

 

 

その為にも、いくらになったら利益確定と、考えるのはやめて、

何pips上昇(下降)したら利益確定(または損切り)という、

方法に切り替えてください。

 

 

その結果、

利益がいくらになったという考え方のほうが正しいんです。

 

稼ぐことに欲張るのではなく、相場を読むことに、

夢中になってほしいと思います。

 

 

 

それと、FXで勝てない人に非常に多いのが、

次のような特徴です。

 

含み益が出ていると待ち切れず、すぐに利確したくなる。

↓↓↓

含み損を抱えると、最初はめちゃくちゃ心配になる。

↓↓↓

その金額が大きくなると、次第にどうでもよくなる。

↓↓↓

塩漬けになってしまい、損切りする勇気もなくなり放置。

↓↓↓

大きな波が来た時に、一気にロスカットされたり、

自分で損切りせざるを得なくなってしまう。

 

 

スワップポイントが貯まるポジションの場合、

塩漬けになった言い訳として

「これは短期ではなく、長期で持つポジションにしよう」

とスワップ狙いのポジションに変更してしまうことはありませんか?

 

 

これらは初心者の方によくある行動なのですが、

思い当たる方は非常に多いはずです。

 

 

FXの知識はあるのに、いざトレードとなると、行動が伴っていない。

中級レベルの方にも意外と多い傾向があります。

 

コツコツと貯めてきた利益も、

一瞬の出来事によって大きなマイナスに消えてしまいます。

 

「今まで勝ちを積み重ねてきた、あの時間はなんだったのか…」

と、呆然としてしまうほど、あっけないものです。

 

 

利小損大ではなく、損小利大を心がけましょう。

 

 

損切りの決断は早めに、含み益はのびのびと育ててあげます。

 

 

これができる人は成功します。

9敗しても、1勝さえできれば、勝てるのがFXです。

 

その9敗を小さく抑えておければ、

いくらでも挽回は可能だということです。

 

 

それと最後にもう一点ですが、

 

含み損を抱えた状態であっても、利益確定さえしなければ、

マイナスにはならないと思っている方は非常に多いです。

 

 

しかし、これはれっきとした損失です。

 

 

含み損を正しい判断で、損切りできる人は、

後を引かず次のチャンスをすぐに掴むことができます。

 

 

含み損があると、ポジションを買い足すこともできず、

足踏み状態になる方が多いものです。

 

 

資金がたくさんあるのであれば、良いかもしれませんが、

資金の少ない人に限って、損切りを遅らせる傾向にあります。

 

 

資金が少ない内は、なるべく資金を有効に使いたいものです。

 

まずは増やすよりも、減らさない努力をしましょう。

 

含み損は膨らめば膨らむほど、どうでも良くなり、

無関心になってくるから不思議です。

 

 

恐怖心から、あまりにも早く損切りすることは考えものですが、

適正な価格での損切りは自己を成長させます。

 

 

芽は小さいうちに摘んでおくのが秘訣です。

 

 

損切りした瞬間レートが戻ってきて、

「まだ待っていればプラスになったのに」

という局面にも、たくさん出会うかと思います。

 

 

僕もそれをたくさん経験して、

「本当にこの行動は正しいのか?」と疑いました。

 

 

その当時は、必死にネットや本を読んだりして、

損切りについて調べたものです。

同じように感じている人もたくさんいるようでした。

 

 

今思うと、正しいかどうかを知りたいのではなく、

「あなたは間違っていない」

と誰かに勇気づけて欲しいだけだったんですよね。

 

誰も教えてくれる人なんていませんでしたし。

 

 

損切りを決断したあなたは正しいんです。

 

それができない投資家が、どれだけいることか…。

 

 

大半の人が、

「ここまで下がったんだから、さすがにこれ以上は下がらないだろう」

と考えるからです。

 

 

損をするのを承知で手仕舞いするのは、

かなり精神力の必要とされる行為です。

 

 

それを繰り返すことによって、投資家として強くなるんです。

 

悔しがらずに、どうか胸を張ってください。

 

 

それでは本日も最後まで、ご覧頂きありがとうございます。