証拠金と強制ロスカットについて(サポート6)

FX初心者の方へ

こうちゃんです。

 

サポート5の続きです。

 

FXは外国為替証拠金取引というくらいですので、

取引をするには一定の証拠金が必要になります。

 

これはFX会社やレバレッジを何倍に設定するかによって

必要証拠金額も大きく変わってきます。

 

レバレッジについては次回に詳しく説明いたします。

 

大体、個人でFXを行う場合、レバレッジは基本25倍までです。

レバレッジ25倍の場合、

ドル/円を1枚(1lot)買うとしたら、証拠金として約33000円程度払えば良いだけです。

10枚(10lot)だと33万円必要だということです。

 

 

そしてもう一つ、強制ロスカットについてですが、

この33000円は決済してポジションを解消すれば通常は全額戻ってきます。

 

通常は、というのは、相場が急激に動いた時、決済が間に合わず

損失が証拠金を巻き込んでしまうケースもあるからです。

 

33000円戻ってくると思っていたら、1万円しか残らなかった、ということも起こります。

ですが、これはどちらかというとレアなケースです。

 

FXの取引には一定以上の損失が発生したら、システムで自動的に

ポジションを決済してしまう仕組みがあります。

これを「強制ロスカット」といいます。

 

これは投資家が預け入れた資金以上の損失が発生しないための

セーフティーネットです。

 

もしこの仕組みがなければ、預け入れた資金以上の損失が発生した時、

追加でお金を支払わなければ取引を終えることもできないということが

起こる可能性があるからです。

 

朝起きたらお金がなくなっていた、という話を聞いたこともあると思いますが、

だいたいこのパターンです。

 

強制ロスカットが発動される水準はFX会社によって異なりますが、よくあるのは、

証拠金の50%を割り込んだら発動されるケースです。

証拠金が3万円だとすると、15000円を1円でも割り込んだらロスカットされます。

 

 

強制コスカットにあわないための基本的な方法としては、

口座に資金を追加投入するか、ポジションを減らして必要な証拠金の額を減らすかの

2つの方法があります。

 

もちろん、強制ロスカットにあわないように、

しっかりと資金管理することが一番重要なポイントになります。

 

 

では次回に続きます→